今日は映画のご紹介
「靴に恋して」 2002年/スペイン
この作品にはスペイン・マドリッドで生きる5人の女~「スニーカーを履く女」「扁平足の女」「盗ん
だ靴を履く女」「スリッパを履く女」「小さい靴を履く女」が登場します。
彼女たちの靴はそれぞれの人生を表す象徴です。
5人の物語は時に重なり、並行しながら展開していきます。
センスの良い画面、スペインの各世代を代表する女優たちの見応えある競演もさることながら、イケメン揃いの男優陣もこの映画の見どころ♪
足の専門医を演じるナチョ・ドゥアトは、日本でも人気のあるスペイン国立ダンス・カンパニーの振り付家にして芸術監督です。
画家志望の男ダニエレ・リオッティ、心優しい看護師のエンリケ・アルキデスも物語の女たちを翻弄する魅力に溢れています。
娼家のマダムと高級官僚の男が訪れるタンゴ・レストランでの会話や、足専門医の診察室での会話など印象的な台詞やシーンも多いです。
迷走しながらも再生していくヒロインたちの姿に、人生の喜びを見ることができます。
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